スラングの由来、語源、成り立ち
give propsというスラングの由来や語源については、諸説あります。一説には、propsは「properties」の略語で、劇場などで使用される小道具やセットなどを指す言葉から派生したとされています。そのため、give propsは「小道具やセットを認める、尊敬する」という意味で使われるようになったという説があります。また、別の説では、give propsは「propers」というスラングが変化したもので、propersは「尊敬する、リスペクトする」という意味があります。そのため、give propsも同様に「尊敬する、認める」という意味で使われるようになったという説があります。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
1. Breaking Bad
シーン:主人公ウォルター・ホワイトが、相棒のジェシー・ピンクマンに「お前は最高のパートナーだ。お前なしでは、今の俺はなかった」と語りかけるシーンで使われています。
2. The Dark Knight
シーン:バットマンがジョーカーに対して「お前は俺の敵だ。だが、お前は俺が望む敵だ。俺はお前を尊敬する」と言うシーンで使われています。
3. Friends
シーン:ジョーイ・トリビアーニが、フレンドたちが自分を認めてくれたことに感謝し、「俺たちは本当の友達だ。俺たちが認め合っていることを、お前たちは忘れるなよ」と言うシーンで使われています。
4. The Shawshank Redemption
シーン:主人公アンディ・デュフレーンが、仲間のレッドに対して「お前は自分を見失っている。だが、お前は天才だ。俺はお前を尊敬している」と言うシーンで使われています。
5. Dead Poets Society
シーン:先生ジョン・キーティングが、生徒たちに「お前たちは、自分自身を認めることが大切だ。自分自身を尊敬することが、人生を豊かにする」と語りかけるシーンで使われています。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「give props」は単に「認める」「尊敬する」と訳すだけでは捉えきれない、ヒップホップ文化から生まれた独特のニュアンスを持つ言葉だ。表面的には賞賛だが、その裏には、相手の努力や才能を「seen」(理解している)というメッセージが込められている。誰かが何かを成し遂げた時、「Yo, I gotta give you props for that hustle!」と言う場合、それは単なるお世辞ではなく、相手の苦労や才能に対する深い共感と尊敬の念を表しているんだ。
似たような意味を持つ言葉に「kudos」があるが、これはややフォーマルな印象を与える。一方、「give props」はよりカジュアルで、ストリート感がある。「respect」という言葉も近い意味だが、「give props」は具体的な行動や成果に対して向けられることが多い。「彼はマジで才能あるよ」と言う代わりに、「Dude deserves props for that sick beat!」と言う方が、その才能に対するリスペクトと、それを認める自分の「cool」さも同時に表現できる。さらに、「mad props」のように強調することで、尊敬の念を強めることも可能だ。この言葉を使うことで、単なる賞賛を超えた、仲間意識や連帯感を醸成できる。だからこそ、「give props」は今もなお、様々な場面で「dope」なスラングとして生き続けているんだ。
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