clean sheet – 相手に得点を与えないこと

由来、語源、成り立ち

「clean sheet」の由来や語源については諸説あります。一つの説では、サッカーの試合でゴールキーパーが相手チームに得点を許さずに試合を終えることを「clean sheet」と呼ぶようになったとされています。また、別の説では、19世紀のイギリスで使用されていた「clean slate」という表現が由来となっているとされています。この表現は、借金や罪を犯した場合に、新たなスタートを切るために過去の債務や罪を全て消し去ることを指していました。これが「clean sheet」という表現になったという説です。

使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. The goalkeeper had a great game and kept a clean sheet against the opposing team.
(ゴールキーパーは素晴らしいプレーをし、相手チームに得点を与えずにクリーンシートを守りました。)

2. The defense played exceptionally well and helped the team achieve a clean sheet victory.
(ディフェンスは非常に良いプレーをし、チームがクリーンシートの勝利を達成するのを助けました。)

3. The team’s strategy was to focus on defense and aim for a clean sheet in every game.
(チームの戦略は、ディフェンスに重点を置き、すべての試合でクリーンシートを目指すことでした。)

4. The opposing team’s offense was strong, but our goalkeeper managed to keep a clean sheet throughout the game.
(相手チームの攻撃は強かったが、我々のゴールキーパーは試合中ずっとクリーンシートを守りました。)

5. The team’s defense was shaky in the first half, but they managed to regroup and secure a clean sheet in the second half.
(チームのディフェンスは前半は不安定でしたが、後半に立て直してクリーンシートを確保しました。)

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実際に使われた映画やドラマのシーン

このスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
次のようなシーンでこのスラングは使われたことがあるようです。

1. 映画『ミリオンダラー・ベイビー』
主人公のマギーがトレーナーのフランキーと出会い、ボクシングのトレーニングを始めるシーンで、「マギーはまだ一度も負けたことがない。彼女はクリーン・シートだ」と語られる。

2. ドラマ『スーパーナチュラル』
主人公の兄弟サムとディーンが、悪魔や怪物と戦うシーンで、相手に被害を与えずに勝利することを「クリーン・シート」と表現する。

3. 小説『ハリー・ポッターと賢者の石』
ホグワーツ魔法魔術学校のクィディッチの試合で、主人公ハリーが相手チームに対して「クリーン・シート」を守り、自分たちのチームが勝利するシーンがある。

4. 映画『ロッキー』
主人公のロッキーが、世界チャンピオンのアポロ・クリードとの試合で、相手にダメージを与えずに勝利することを目指すシーンで、「クリーン・シート」を守ることが強調される。

5. ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』
主人公のジャック・バウアーが、テロリストとの戦いで相手に被害を与えずに勝利することを「クリーン・シート」と表現するシーンがある。

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編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

「Clean sheet」。サッカー用語として定着しているこの言葉、単に「無失点」という事実を表すだけでなく、そこにはチーム全体の努力、集中力、そして何より「鉄壁の守り」という印象が込められています。相手に付け入る隙を与えない、完璧な試合運び。数字以上に、勝利への強い意志を感じさせる、それが “clean sheet” の持つ力なのです。

面白いのは、この言葉がサッカー以外でも使われる場合があること。例えば、ビジネスシーンでプロジェクトが完全に初期状態からスタートすることを指して “clean sheet approach” と言ったり、人間関係をリセットして新たなスタートを切ることを “clean sheet relationship” と表現したりすることも。”Fresh start”(新たな始まり)というニュアンスに近いですが、過去の失敗や先入観を一切排除し、まっさらな状態で臨むという決意表明のようなものが “clean sheet” には含まれているのです。だからこそ、単なる “blank slate”(白紙の状態) よりも、より能動的でポジティブな印象を与えるのでしょう。ただし、くれぐれも “bite the bullet”(困難に耐える)ような状況で無理やり使うのは “not cool”(イケてない)ので注意が必要です。 “Keep it real”(正直に)状況を見極めて使いましょう。

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