意味
英語の慣用句である”You’re not my upp”
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「あなたは私の上司ではない」。
解説
「You’re not my upp」というイディオムは、あなたは私の上司ではない、だから嫌いじゃないよ、という軽口に近いスラングです。UPP(上司)には嫌いな、嫌な、というニュアンスがある前提で、「私の嫌いな上司じゃないんだから(だから嫌いじゃないよ)」というニュアンスになります。
「upp」は、「アップ」と発音するスラングで、「上司、ボス、親などの偉い人」という意味があります。ただし、この表現はやや軽いニュアンスが含まれているため、場合によっては不適切な表現となることがあります。
日本語で例えるなら「教師じゃないんだから」「親でもあるまいし」「上司じゃないからね」といったニュアンスです。ただし、前述の通り、多くはその文脈に頼る表現であるため、前後の文章によっては意味が異なります。
起源や背景(由来、成り立ち)
「アップ(up)」とは、英語で「上に」という意味がありますが、スラングとしては「上司、ボス、親などの偉い人」という意味で使われます。しかし、この場合の「アップ」は、「up」ではなく、「アップ(upp)」と発音されます。
「up」と「upp」は、発音が微妙に異なります。「up」は「アップ」、「upp」は「アップッ」というように、最後の音が2回続くように発音されます。ですので、「up」と「upp」は異なるスラングとして使われます。
英文の使用例
このイディオムは次のような使い方ができます。
- Sorry, I can’t do that. My upp would kill me if I did. (ごめん、それはできない。もしやったら、私の上司に怒られちゃうから。)
- I’m not going to that meeting. My upp is already in a bad mood today. (あの会議には出ないつもり。今日は私の上司がすでに機嫌が悪いんだ。)
- It’s hard to get promoted in this company. You really need to impress your upp. (この会社では昇進するのが難しいよ。本当に上司を感心させないといけないんだ。)
- My upp is always on my case about being on time. (私の上司はいつも時間にルーズなことを叱ってくる。)
- I’m thinking of quitting this job. I can’t deal with my upp’s micromanaging anymore. (この仕事を辞めようかと思っている。もう上司の細かい指示には付いていけない。)
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