mic drop – マイクを落とす(意見を完全に示したあとの劇的なポーズ)

スラングの由来、語源、成り立ち

マイクを落とすという表現は、元々はステージ上でパフォーマンスをするミュージシャンやコメディアンが、自分の演技やパフォーマンスの終わりを示すためにマイクを落としてステージを去るという行為に由来します。mic dropというスラングは、この行為から派生して、自分の意見やパフォーマンスが完璧であることを表現するために使われるようになりました。語源については諸説あります。

今日のタメ口英語 笑笑笑

使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. After delivering the most powerful speech of his career, the politician dropped the mic and left the stage in silence.(彼がキャリア最高のスピーチを行った後、政治家はマイクを落として、無言でステージを去った。)
2. The rapper finished his freestyle with a mic drop, leaving the audience in awe.(ラッパーはフリースタイルをマイクを落として終え、観客を感嘆の声に包んだ。)
3. The comedian closed his set with a mic drop, signaling that the show was over.(コメディアンはマイクを落としてセットを締めくくり、ショーが終わったことを示した。)
4. The debater’s final point was so strong that it warranted a mic drop.(ディベーターの最後のポイントは非常に強力で、マイクを落とすに値するものだった。)
5. The CEO’s announcement of the company’s record-breaking profits was followed by a mic drop, leaving the shareholders speechless.(CEOの会社の過去最高の利益の発表に続いて、マイクを落として、株主たちは言葉を失った。)

海外のふざけたおもちゃ

実際の映画やドラマのシーン

この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
↓↓↓

1. The Office (US) – ジムがマイケルに対して、自分が最高のマネージャーであることを証明した後に、「Boom. Roasted. Mic drop」と言って、マイクを落とすシーンがある。

2. Hamilton – ハミルトンが「The World Was Wide Enough」という曲の最後で、自分がバーンズを撃ったことを告白した後、「I’m the damn fool that shot him.」と言って、マイクを落とすシーンがある。

3. Parks and Recreation – レスリーが市長選挙で勝利した後、「I’m ready to get back to work.」と言って、マイクを落とすシーンがある。

4. Empire – ルーシャスが「The Lyon’s Roar」という曲の最後で、自分が王座に戻ったことを宣言した後、「I’m the king of the world. Mic drop.」と言って、マイクを落とすシーンがある。

5. Black-ish – ドレが「Hope」のエピソードで、自分が黒人であることを誇りに思う理由を述べた後、「Mic drop.」と言って、マイクを落とすシーンがある。

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編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

「mic drop」は、単にマイクを落とす行為以上の意味を持ちます。それは、議論やパフォーマンスにおける「終止符」であり、自らの主張や才能に対する絶対的な自信の表明です。例えば、激しい議論の末、相手を完全に論破した際に「mic drop」と言えば、もはや反論の余地はない、という圧倒的な勝利宣言となるわけです。
しかし、ここで注意したいのは、その使用タイミングです。自信過剰と捉えられかねないため、状況をわきまえる必要があります。むやみに「mic drop」を使えば、ただの「douchebag」(嫌なやつ)と見なされてしまうかもしれません。

似たような表現としては、「game over」や「that’s what I’m talking about」などが挙げられますが、「mic drop」はより視覚的で、パフォーマンス的な要素が強いと言えるでしょう。会話の流れを完全に「shut down」させるほどのインパクトがあるのです。だからこそ、使う場面を選ぶべき、ある意味「salty」(皮肉っぽい)表現とも言えるかもしれませんね。

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