first world problems – 先進国の問題、つまり一般的な問題ではない、非常に小さな問題を表すスラング

スラングの由来、語源、成り立ち

先進国の問題や一般的な問題ではない、非常に小さな問題を表す「first world problems」というスラングの由来や語源については、諸説あります。一説には、1980年代に登場した「third world problems」というスラングが先進国以外の国々の問題を表すものであったため、それに対抗して「first world problems」が生まれたとされています。また、別の説では、豊かな先進国に住む人々が、非常に小さな問題にもこだわってしまう傾向があることから、そのような問題を表すスラングとして「first world problems」が広まったとされています。

使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. “I can’t decide which designer handbag to buy, it’s such a first world problem.”(どのデザイナーハンドバッグを買うか決められない、これは本当に先進国の問題だ。)
2. “I have too many options on Netflix and can’t choose what to watch, it’s a total first world problem.”(Netflixで選択肢が多すぎて何を見るか決められない、完全な先進国の問題だ。)
3. “I’m so upset that the barista made my latte with regular milk instead of almond milk, it’s such a first world problem.”(バリスタがアーモンドミルクの代わりに普通のミルクでラテを作ってしまったのでとても悲しい、本当に先進国の問題だ。)
4. “I’m annoyed that my phone is only charging at 99%, it’s such a first world problem.”(私の電話が99%でしか充電されていないのでイライラしている、これは本当に先進国の問題だ。)
5. “I have so much food in my fridge that I can’t decide what to eat, it’s a classic first world problem.”(冷蔵庫に食べ物がたくさんあるので何を食べるか決められない、これは典型的な先進国の問題だ。)

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実際の映画やドラマのシーン

この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?

1. 映画『The Devil Wears Prada』
主人公がファッション雑誌のアシスタントとして働く中で、上司から「スターバックスで注文を取ってきて」と言われるシーンで、主人公が「これって、本当に問題なの?」とつぶやく場面があります。これは、先進国であるアメリカではスターバックスが至るところにあるため、注文を取りに行くことが非常に簡単であるため、一般的な問題ではないということを表しています。

2. ドラマ『Friends』
主人公たちが、エアコンの調子が悪いと嘆くシーンがあります。これは、先進国であるアメリカではエアコンが一般的に普及しており、夏場には欠かせないものであるため、エアコンの調子が悪いというのは非常に小さな問題であることを表しています。

3. 映画『Crazy Rich Asians』
主人公が、自分が乗る予定だったプライベートジェットがメンテナンスのために使えなくなってしまったと嘆くシーンがあります。これは、先進国であるシンガポールでは、裕福な人々がプライベートジェットを所有していることが一般的であるため、プライベートジェットが使えなくなるというのは非常に小さな問題であることを表しています。

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