スラングの由来、語源、成り立ち
「up the ante」の語源については諸説あります。一つの説では、ポーカーやカジノのゲームで、プレイヤーが賭け金を増やすことを「アンティを上げる」と呼ぶことから来ているとされています。また、別の説では、17世紀のフランス語で「ante(前もって)」という言葉があり、これが英語に取り入れられた際に「up the ante」という表現が生まれたとされています。どちらの説も可能性があるため、明言を避けます。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
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1. Breaking Bad(ブレイキング・バッド)- シーズン1、エピソード6
主人公のウォルターが、かつての生徒であるジェシーと一緒にメタンフェタミンの製造を始めるシーンで、「Let’s up the ante」と言い、賭け金を上げるようにジェシーに提案します。
2. Ocean’s Eleven(オーシャンズ11)- 映画
主人公たちがラスベガスのカジノで大金を盗む計画を立てるシーンで、「We’re gonna up the ante」と言い、計画をより大胆にして賭け金を上げることを決定します。
3. Suits(スーツ)- シーズン2、エピソード2
弁護士たちが、自分たちが担当する訴訟の勝率を上げるために、より高度な戦略を立てるシーンで、「Let’s up the ante」と言い、よりリスクの高い戦略を試みることを提案します。
4. Rounders(ラウンダーズ)- 映画
プロのポーカープレイヤーたちが、高額な賭け金で対戦するシーンで、「Let’s up the ante」と言い、賭け金をさらに上げることを決定します。
5. Billions(ビリオンズ)- シーズン1、エピソード2
富豪のボビーと検察官のチャックが対峙するシーンで、「I’m gonna up the ante」と言い、より大胆な手法で相手に立ち向かうことを宣言します。
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