Cut to the chase – 肝心な点に話を移しましょう

スラングの由来、語源、成り立ち

Cut to the chaseというスラングの由来や語源は諸説ありますが、一般的には映画の世界で使われる言葉とされています。映画の中で、長い追跡シーンや会話シーンがある場合、観客はついにストーリーの肝心な点に到達することを待ち望んでいます。そのため、映画製作者は、観客の興味を引き続けるために、長いシーンをカットし、肝心な点に話を移すことが必要であると考えています。このように、Cut to the chaseという言葉は、話を簡潔にし、肝心な点に移すことを意味するようになったとされています。

使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. Let’s cut to the chase and talk about the budget for this project.
(肝心な点に話を移しましょう。このプロジェクトの予算について話しましょう。)

2. Can we cut to the chase and discuss the main issue at hand?
(肝心な点に話を移して、手元の主要な問題を議論できますか?)

3. I don’t have time for small talk, let’s cut to the chase and get to the point.
(余計な話はいらない。肝心な点に話を移し、本題に入りましょう。)

4. We need to cut to the chase and figure out a solution to this problem.
(肝心な点に話を移して、この問題の解決策を見つけなければなりません。)

5. Let’s cut to the chase and discuss the implications of this decision.
(肝心な点に話を移して、この決定の意味を議論しましょう。)

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実際の映画やドラマのシーン

この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?

1. The Big Bang Theory – シーズン1、エピソード2「The Big Bran Hypothesis」
シェルドンが、レナードに対して「Cut to the chase, Leonard.」と言い、レナードが長々と話していた内容を要約するシーン。

2. Breaking Bad – シーズン3、エピソード10「Fly」
ウォルターが、ジェシーに対して「Cut to the chase, Jesse.」と言い、ジェシーが話していたことを要約するシーン。

3. Friends – シーズン5、エピソード2「The One with All the Kissing」
ジョーイが、チャンドラーに対して「Cut to the chase, man.」と言い、チャンドラーが話していたことを要約するシーン。

4. The Office (US) – シーズン6、エピソード2「The Meeting」
マイケルが、ジムに対して「Cut to the chase, Jim.」と言い、ジムが話していたことを要約するシーン。

5. Grey’s Anatomy – シーズン3、エピソード10「Don’t Stand So Close to Me」
クリスティーナが、バークに対して「Cut to the chase, Burke.」と言い、バークが話していたことを要約するシーン。

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もっといいの出てるやん…

編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

“Cut to the chase” は、映画用語がルーツという説が有力ですが、単に「手短に話せ」という以上のニュアンスを含んでいます。表面的には「本題に入ろう」という意味ですが、裏には「もう、回りくどい話はウンザリだ! (I’m so over it!)」という気持ちが込められていることが多いんです。ビジネスシーンでもよく使われますが、常に相手へのリスペクトを忘れずに、状況をわきまえて使いましょう。特に目上の人に対しては、少しソフトな言い回しを心がけるのが吉です。

類語としては “Get down to brass tacks” や “Spit it out” などがありますが、これらはより直接的で、場合によっては失礼に聞こえることも。”Cut to the chase” は、これらのスラングよりも少しだけ丁寧で、オフィシャルな場面でも使いやすいのが特徴です。ただし、使いすぎると「またか…」と思われてしまう可能性も。”Wrap it up” (終わらせて) と同じように、タイミングを見計らってスマートに使いこなしたいですね。

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