White collar crime: 企業犯罪、金融犯罪
スラングの起源、由来。語源や成り立ち
White collar crimeの起源や語源については諸説あります。一説には、1939年にアメリカの社会学者エドウィン・サザーランドが発表した著書「White Collar Crime」に由来するとされています。また、白襟(white collar)を着用するビジネスマンや官僚が犯す犯罪であることから、このように呼ばれるようになったという説もあります。金融犯罪については、その犯罪が金融機関や金融市場に関連していることからこのように呼ばれるようになったと考えられています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
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1. ドラマ「スーツ」
このドラマは、法律事務所で働く若手弁護士と、彼を雇った企業の社長が繰り広げる法律戦を描いたものです。企業犯罪や金融犯罪がテーマとなっており、裁判や調査のシーンで頻繁に使われています。
2. 映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
この映画は、実在した投資家ジョーダン・ベルフォートの半生を描いたもので、彼が行った金融犯罪が中心となっています。株式市場での詐欺やマネーロンダリングなど、様々な犯罪が描かれています。
3. ドラマ「ブレイキング・バッド」
このドラマは、高校の化学教師が肺がんを患い、家族のためにメタンフェタミンを製造するという物語です。企業犯罪や金融犯罪ではありませんが、薬物犯罪という形で白いカラー犯罪が描かれています。
4. 映画「ザ・ファウンダー」
この映画は、マクドナルドの創業者であるレイ・クロックが、フランチャイズビジネスを拡大する過程で行った企業犯罪が描かれています。特に、契約書の改ざんやロイヤルティーの不正請求などが問題となっています。
5. ドラマ「ビリオンズ」
このドラマは、ヘッジファンドマネージャーと検察官の対決を描いたもので、金融犯罪がテーマとなっています。株価操作や内部取引など、複雑な金融取引が描かれています。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
“White collar crime”、日本語では企業犯罪や金融犯罪と訳されますが、ネイティブスピーカーがこの言葉を使う時、単なる犯罪以上の意味合いが込められている場合があります。それは、信頼の裏切り、社会的な地位の濫用に対する強い非難の気持ちです。例えば、街の小さな店から現金をちょろまかす(”skimming”)のとはわけが違うのです。これは、単に違法行為であるだけでなく、社会のルールを
根底から揺るがす行為だと捉えられているのです。
同様の犯罪を指す言葉として”corporate fraud”などもありますが、”white collar crime”は、個人の倫理観の問題に焦点を当てることが多いでしょう。”Rip off”(ぼったくり)のような露骨な詐欺とは異なり、複雑な金融取引や会計操作が絡むため、一般の人々には理解しにくい側面があります。だからこそ、この言葉を使うことで、事の重大さを強調し、人々の関心を喚起する必要があるのです。また、”cooking the books”(粉飾決算)のように、犯罪の手口を婉曲的に表現するスラングと組み合わせることで、より具体的なイメージを伝えられます。
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