【歌詞和訳】ドジャースのブルージェイズ煽りラップ「Déjà Blue」がヤバすぎる!大谷翔平へのチャントから始まったディスソングの元ネタを徹底解説

2025年のワールドシリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズの熱戦の裏で、1本のラップ動画が大きな話題を呼んでいます。

ドジャースファン(あるいはドジャース視点)で制作されたこの曲は、通称「Déjà Blue」と呼ばれ、ブルージェイズファンによる大谷翔平選手への「We don’t need him(彼はいらない)」というチャントへの痛烈なアンサー(仕返し)から始まります。

この記事では、この話題のディスソングの全歌詞を和訳し、その背景にある詳細な元ネタやスラングを徹底解説します。

マックス・シャーザー選手の「虹色の目」のイジりから、カナダ出身のドレイクやジャスティン・ビーバー、さらには「チーズケーキファクトリー」や「カンクン」といった北米スポーツならではの「煽り文化(トラッシュトーク)」まで。山本由伸選手を「ヤマゴート(Yama-goato)」と称賛するリリックの裏側も含め、この一曲に込められたドジャースファンの強烈なメッセージを読み解いていきましょう。

歌詞の解説

(0:00) 画面: Toronto fans chant at Ohtani “We don’t need him” (和訳): トロントファン、大谷に「お前はいらない」とチャント (解説: 2023年オフ、大谷選手はブルージェイズ移籍も噂されたため、ドジャースの選手としてトロントに来た彼へのブーイング)

(0:06) 画面: Déjà Blue (和訳): デジャ・ブルー (解説: 「デジャヴ(既視感)」とブルージェイズの「Blue」、ドジャースの「Dodger Blue」をかけた言葉。ドジャースが勝つのは見慣れた光景だ、という意味)

(0:08) 歌詞: Why y’all tryna fight like we at Cheesecake (和訳): なんでチーズケーキファクトリーにいるみたいに喧嘩腰なんだ (解説: 映像は両軍がベンチから飛び出す乱闘寸前のシーン。「チーズケーキファクトリー」(米国のカジュアルレストラン)は、大したことない場所でいきがる人、という意味のスラング)

(0:09) 歌詞: Green Day, we just doubled up ay shout out to Kiké (和訳): グリーン・デイ、俺らはダブルプレーを決めたぜ。キケ(・ヘルナンデス)に感謝だ (解説: 「Green Day」は(おそらく)お金を稼いだ日。「doubled up」は野球のダブルプレー(併殺)か、点数を倍にしたという意味。Kiké Hernándezはドジャースの選手)

(0:0:17) 歌詞: Selling all these games, must’ve thought that this was eBay (和訳): 試合を売りさばいてるな、ここをeBay(イーベイ)だと思ったんだろ (解説: 「Selling games」は「八百長する、わざと負ける」という意味のスラング。ブルージェイズのミスを皮肉っている)

(0:19) 歌詞: Rainbow colored eyes, probably why he couldn’t see straight (和訳): 虹色の目をしてるから、まっすぐ見えなかったんだろうな (解説: 映像はブルージェイズの投手マックス・シャーザー。彼は両目の色が違う「虹彩異色症」で有名。それを「虹色」と揶揄し、「ストライクゾーンがまっすぐ見えない(だから打たれる)」と煽っている)

(0:22) 歌詞: I knew Toronto never really stood a chance (和訳): トロントに勝ち目がないのはわかってた*

(0:24) 歌詞: Go and get ‘em Sho hit your little dance (和訳): さあ、やっちまえ、ショー(大谷翔平)、お前のダンスを見せてやれ*

(0:27) 歌詞: Game 7 L feeling bad for their fans (和訳): (ワールドシリーズ)第7戦に負けて、ファンが可哀想だぜ* (解説: このラップが、ドジャースが第7戦で勝利した設定であることがわかる)

(0:28) 歌詞: Got em pounding on their couch like they’re JD Vance (和訳): JD・ヴァンスみたいにソファを叩かせてやった (解説: JD・ヴァンスは米国の政治家・作家。彼の著書『ヒルビリー・エレジー』で描かれるような、怒りや不満でふてくされる人々のイメージとして使われている)

(0:33) 歌詞: Y’all either cursed by that actor playing Rapper (和訳): お前ら(ブルージェイズ)はラッパーを演じてるあの俳優に呪われてるか (解説: トロント出身のラッパー、Drake(ドレイク)のこと。彼は元々俳優だったことを皮肉っている。スポーツ界で彼が応援するチームが負ける「ドレイクの呪い」は有名)

(0:35) 歌詞: Or them stupid little chants (和訳): もしくは、あのくだらないチャント(冒頭の「We don’t need him」)のせいだな*

(0:36) 歌詞: Sometimes you gotta go back to back (和訳): 時には「連続(back to back)」でいかないとな*

(0:38) 歌詞: Magic, Kareem, Kobe and Shaq (和訳): マジック(・ジョンソン)、カリーム(・アブドゥル=ジャバー)、コービー(・ブライアント)、シャック(・オニール) (解説: 全員ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド。ドジャースと同じLAの「常勝軍団」の歴史を引き合いに出している)

(0:41) 歌詞: Been here before so the boys all relaxed (和訳): 前にも(ワールドシリーズに)来てるから、選手たちはみんなリラックスしてる*

(0:43) 歌詞: 34 on the sleeve (和訳): 袖には34番 (解説: 2024年に亡くなったドジャースの伝説的投手、フェルナンド・バレンズエラ(背番号34)の追悼パッチ)

(0:44) 歌詞: 51 on the hat (和訳): 帽子には51番 (解説: ワールドシリーズ中に家族の事情でチームを離れたドジャースの救援投手アレックス・ベシア(背番号51)へのサポートを示すため、チームメイトが帽子に彼の番号を書いていた)

(0:46) 歌詞: Say Jays you boys are looking Blue (和訳): よう、ジェイズ。お前ら「ブルー」な顔してるぜ (解説: チーム名の「Blue Jays」と、「Blue(憂鬱、落ち込んでいる)」をかけている)

(0:48) 歌詞: I think it’s funny how you stuck up in a mood (和訳): お前らがそんなムードにハマってるのがウケるぜ*

(0:50) 歌詞: I guess in Canada they don’t know how to count (和訳): カナダじゃ数の数え方を知らないみたいだな*

(0:53) 歌詞: If it’s a triple it would still be 3 – 2 (和訳): もしアレがスリーベースヒット(三塁打)でも、スコアは3対2だ (解説: 審判の判定に文句を言うブルージェイズファンへの皮肉。得点には関係ないだろ、という意味)

(0:55) 歌詞: It’s not a puck bro I know that it’s confusing (和訳): そいつは(ホッケーの)パックじゃないぜ、兄弟。混乱するのもわかるけどな (解説: カナダ=ホッケーの国、というステレオタイプを使い、「野球のルールがわかってないだろ」と揶揄している)

(0:57) 歌詞: They don’t know the rules, they just rooting for the blue team (和訳): あいつらルールも知らずに、ただ「青いチーム」を応援してるだけさ*

(1:00) 歌詞: Miggy making every single play like it was routine (和訳): ミギー(・ロハス)が全てのプレーをルーティーンのようにこなしてる (解説: Miggy = Miguel Rojas。ドジャースの遊撃手)

(1:02) 歌詞: Make them eat their words imma serve it like some poutine (和訳): あいつらに言ったことを後悔させてやる。プーティンみたいにサーブ(提供)してな (解説: 「serve(仕返しする)」とカナダの名物料理「Poutine(プーティン)」をかけた言葉遊び)

(1:05) 歌詞: Wop, like it’s Tim Hortons (和訳): ワップ(強打の擬音)、ティム・ホートンズみたいに (解説: 「Wop」とカナダの有名なドーナツチェーン「Tim Hortons」で韻を踏んでいる)

(1:07) 歌詞: Klay Thompson way that Schneider throwing up the 4 (和訳): クレイ・トンプソンみたいに、シュナイダー(監督)が「4」を掲げてる (解説: NBAのスター、クレイ・トンプソンが優勝リング4つを示す「4本指」のポーズと、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が審判に何かをアピールする姿を重ねている)

(1:09) 歌詞: Shane throwing like that dude in the bleachers (和訳): シェーン(・ビーバー)が外野席のアイツみたいな投球してるぜ (解説: おそらくブルージェイズの投手シェーン・ビーバーを指し、「(酒に酔った)観客が投げてるみたいだ」と酷評している)

(1:12) 歌詞: First Chris Rock then he did it to Bieberrrrrrrrrrrrr (和訳): まずクリス・ロック、次はビーバー(ジャスティン・ビーバー)を仕留めた (解説: 映像はドジャースの捕手ウィル・スミス。彼と同姓同名の俳優ウィル・スミスがクリス・ロックを平手打ちした事件と、この日観戦に来ていたカナダ出身のジャスティン・ビーバーを「やっつけた(負けさせた)」ことをかけている)

(1:19) 歌詞: CAN NOT BEAT US (和訳): 俺たちには勝てない*

(1:28) 歌詞: I saw the shirt in the back, Bro shouldn’t bet again (和訳): 後ろのTシャツ見たぜ。「I BET ON US (俺は俺たちに賭けた)」か。兄弟、もう賭けはしない方がいいな (解説: ブルージェイズファンがドジャースの勝利に賭けていたかのような皮肉)

(1:31) 歌詞: We took a Victory Lap, oh look it’s Fred Again (和訳): 俺らは勝利のラップ(周回)だ。おっと、「フレッド・アゲイン」のお出ましだ (解説: 映像はワールドシリーズ決勝ホームランを打ったウィル・スミス。有名なDJ「Fred Again..(フレッド・アゲイン)」の名前を使い、「また(Again)あいつ(Fred)かよ」と、彼がまた活躍したことを示す言葉遊び)

(1:33) 歌詞: I call it Déjà Blue now let it settle in (和訳): 俺はこれを「デジャ・ブルー」と呼ぶぜ。思い知れ*

(1:35) 歌詞: You said they better than us? I guess they let us win (和訳): 「あいつらの方が上」だって? きっと俺らに勝たせてくれたんだな (解説: 試合前の評論家などへの皮肉)

(1:38) 歌詞: Nah. Crodie I ain’t in the mood for it (和訳): 悪いな、兄弟(Crodie)。今そんな気分じゃねえんだ (解説: 「Crodie」はトロント発祥のスラングで「仲間、兄弟」。ブルージェイズファン(トロント)に呼びかけている)

(1:40) 歌詞: Must be in a rush, Cuz they crying to the blue for it (和訳): 急いでるみたいだな、審判(Blue)に泣きついてるぜ*

(1:43) 歌詞: Cuz they might be trying to sue for it (和訳): あまりに酷いから訴訟(sue)を起こそうとしてるかもな (解説: 「Blue(審判)」と「Sue(訴訟)」で韻を踏んでいる)

(1:45) 歌詞: Call him Yama-goato ain’t nothing he wouldn’t do for it (和訳): 奴を「ヤマゴート」と呼べ。勝利のためなら何でもやるぜ (解説: ドジャースの山本由伸(Yamamoto)と「GOAT(史上最高)」を組み合わせた造語)

(1:48) 歌詞: Yoshi said he wasn’t losing (和訳): ヨシ(筒香)も「負けない」って言ってたぜ (解説: 映像はブルージェイズの8番(Jonatan Clase)だが、歌詞は元ドジャースの筒香嘉智(Yoshi Tsutsugo)に言及し、日本人選手の結束を示している)

(1:50) 歌詞: I don’t really get it, why you sliding like it’s Toosie (和訳): 理解できないぜ、なんで(ドレイクの)「トゥーシー・スライド」みたいに滑り込んでんだ (解説: 映像はブルージェイズ選手のぎこちないスライディング。ドレイクのヒット曲「Toosie Slide」のダンスに例えて揶揄している)

(1:52) 歌詞: Secondary lead, you should probably get a few feet (和訳): セカンドリードだろ、もう数フィート(リードを)取れよ (解説: 走塁の基本(二次リード)ができていないという皮肉)

(1:54) 歌詞: Tried to get hit why you crying bout a two seam (和訳): (死球狙いで)当たりにいこうとしてたくせに、ツーシーム(球種)に文句言ってんじゃねえ*

(1:58) 歌詞: Guess that slider wasn’t breaking (和訳): あのスライダー、曲がらなかった(=打たれた)みたいだな*

(1:59) 歌詞: But honestly at least they’re better than the Yankees (和訳): でも正直、少なくともあいつら(ブルージェイズ)はヤンキースよりはマシだな (解説: ヤンキースは2025年シーズン、ブルージェイズに敗れてポストシーズン進出を逃した、という設定。最大のライバルであるヤンキースへの強烈な皮肉)

(2:02) 歌詞: I got some Cancun tickets here take these (和訳): カンクンのチケットがあるぜ、ほら持ってけ (解説: スポーツ界では、シーズンが終わった(=負けた)チームへのジョークとして「(バケーション先の)カンクンにでも行ってこい」と言うのが定番)

(2:04) 歌詞: We busy in October (和訳): 俺たちは10月(のポストシーズン)は忙しいんでね (解説: 映像は大谷選手の元チーム(エンゼルス)のユニフォーム姿。「エンゼルスと違ってドジャースはプレーオフで忙しい」という皮肉)

(2:08) 歌詞: I kinda feel like someone probably went to bed (和訳): 誰かさん、もう寝ちゃったみたいだな*

(2:09) 歌詞: He couldn’t wait until the 18th (和訳): 18回(延長)まで待てなかったんだ (解説: 映像はブルージェイズの投手が決勝ホームランを打たれた場面。検索結果によるとこの試合は延長11回で決着。「(18回までの死闘を演じることもできず)早く寝たかった(=負けたかった)んだろ」という皮肉)

(2:12) 歌詞: CAN NOT BEAT US (和訳): 俺たちには勝てない*

もっといいの出てるやん…

編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

「ディスソング」という言葉に隠された「diss」という表現は、単なる悪口や中傷とは一線を画します。元々ヒップホップ文化から生まれたこのスラングは、「disrespect(敬意を欠く)」を短縮したものであり、相手を貶める行為全般を指しますが、特にラップバトルや楽曲制作においては、その創造性と技量が問われるパフォーマンスの一つとされています。
ネイティブスピーカーがこの言葉を好んで使う背景には、単に相手を「roast」する(こき下ろす)だけでなく、巧みな言葉遊びやユーモアを交えながら、自身の優位性やスキルを「flex」する(見せびらかす)という意図があります。今回のドジャース対ブルージェイズの件も、ブルージェイズファンによるチャントに対するドジャース側の痛烈な「アンサー」であり、その「beef」(確執)を音楽という形で表現した、まさに王道の「diss song」と言えるでしょう。

この「Déjà Blue」に見られるような「diss」は、スポーツにおける「trash talk」(煽り)にも通じるものがあります。相手を精神的に揺さぶり、自チームの士気を高める。本文中で山本由伸選手を「ヤマゴート(Yama-goato)」と称賛している点も、「GOAT」(Greatest Of All Time)というスラングを使って、自チームの選手を最大限に引き立て、対戦相手にさらなる「shade」(陰口、当てこすり)を送るという二重の意図が込められています。単なる個人的な「hate」ではなく、文化として昇華されたコミュニケーションの形として、ネイティブはこの「diss」という言葉と行為を認識しているのです。

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コメント

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