由来、語源、成り立ち
このスラングの由来や語源については諸説あります。一つの説では、アメリカの警察無線通信で、排除や撤去を意味する「8」の後に「6」という数字を付けて伝えることがあったため、それが転じてスラングとして広まったとされています。別の説では、スラングの起源はカリフォルニアの刑務所で、86番目の戸口が出口であり、囚人が撤去されるときに使われた言葉が「86」だったため、その後一般的に広まったとされています。ただし、これらの説は確証がなく、真相は不明です。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際に使われた映画やドラマのシーン
このスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
次のようなシーンでこのスラングは使われたことがあるようです。
1. ドラマ「24」
主人公ジャック・バウアーが、テロリストを排除するために「86」を使うシーンが多数登場します。例えば、情報を持っている敵を拘束した後、「86」を命じて、彼を取り除きます。
2. 映画「プレデター」
アーノルド・シュワルツェネッガーが率いる特殊部隊が、プレデターとの戦いで「86」を使用します。彼らは、プレデターを倒すために、その地域から撤退することを決定し、自爆装置を起動して、すべての証拠を消去します。
3. 小説「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
ホグワーツ魔法魔術学校の生徒たちが、ダンブルドア校長の指示で、秘密の部屋に入り、「86」を使って、そこにいる危険な生き物を排除します。
4. ドラマ「ブレイキング・バッド」
主人公ウォルター・ホワイトが、ライバルのドラッグディーラーを「86」するシーンがあります。彼は、ライバルを殺害し、その死体を酸で溶かして、証拠を消去します。
5. 映画「ジョン・ウィック:パラベラム」
主人公ジョン・ウィックが、敵対する殺し屋たちを「86」するシーンがあります。彼は、彼らを倒し、彼らの死体を消去するために、特殊な手段を使います。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「86」は、単なる「排除」や「撤去」を意味するだけでなく、どこか後ろ暗い、あるいは公にはしたくない事情が絡んでいる時に使われることが多いスラングだ。例えば、メニューから料理を「86」にするのは、材料切れだけでなく、実は客からの評判が著しく悪かった、というような場合もある。「Bust」というスラングも、「逮捕」という意味だけでなく、「計画が台無しになる」という意味で使われるが、「86」もまた、表向きの理由と裏の理由が異なるニュアンスを含んでいる。
特に、人に対して使う場合は要注意だ。バーテンダーが客を「86」にするのは、単に騒動を起こしたからだけでなく、「that dude was totally hammered(あの男は完全に酔っ払っていた)」という状況を婉曲的に表現したい場合もある。もし誰かを「eighty-sixed」と言われたら、それは単に「go away」と言われるよりも、ずっと深刻な状況だと理解すべきだろう。
類語としては、「canned」や「axed」なども「解雇する」という意味で使われるが、これらはもっとフォーマルな文脈でも使われる。「86」は、よりインフォーマルで、状況によっては「under the table(水面下で)」なニュアンスを含んでいる点が異なる。「Ditch」というスラングも「見捨てる」という意味だが、「86」は「完全に消し去る」という強い意志が感じられる。つまり、状況に応じて適切なスラングを選ぶ必要があるということだ。「86」は、使いこなせれば非常に便利なスラングだが、誤用すると相手に不快感を与える可能性もあるので、注意が必要だ。
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