スラングの由来、語源、成り立ち
「Lame duck」の語源には諸説あります。一説には、アメリカ合衆国の議会で、任期末近くに再選されない議員を指して「lame duck」と呼んだことが始まりとされています。彼らは任期末までの期間、政治的影響力が低下し、無力な存在となるため、このように呼ばれたとされています。また、別の説では、19世紀のアメリカ合衆国の肉屋が、足を傷つけたアヒルを「lame duck」と呼んでいたことが由来とされています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
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1. ハウス・オブ・カード(ドラマ)- フランク・アンダーウッド大統領が、自身の失態により政治的な力を失い「lame duck」と呼ばれるシーンがある。
2. ウルヴァリン:SAMURAI(コミック)- 主人公のウルヴァリンが、自分の能力が衰えていることに気づき、「lame duck」と自嘲するシーンがある。
3. マネーボール(映画)- 野球チームのGMが、年齢や怪我で能力が低下した選手を「lame duck」と呼び、チームの再建を目指すシーンがある。
4. マッドメン(ドラマ)- エージェンシーの社長が、自分の能力不足により「lame duck」と呼ばれるシーンがある。
5. ビッグバンセオリー(ドラマ)- シェルドンが、自分が失敗したことにより「lame duck」と呼ばれるシーンがある。
もっといいの出てるやん…編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「lame duck」は、単に無能とか失敗者というより、”powerless”な状態、つまり権限を失った、あるいは失いつつある状況を指すニュアンスが強いんです。例えば、政治の世界で、次の選挙で負けることが確定している議員や、スキャンダルで完全に”toast”(おしまい)な状態になった公務員に対して使われます。彼らは形式的にはまだその地位にいるものの、実質的な影響力はほぼゼロ。”Dead man walking”(死刑囚の歩み)に近い、哀愁すら漂う状況ですね。
類語としては “loser”(負け犬)や “failure”(失敗者)がありますが、これらは個人的な能力不足を強調するのに対し、「lame duck」は、システムや状況によって力を奪われた存在、といった意味合いが強いです。さらに、”has-been”(過去の人)というスラングも近いですが、こちらは過去に栄光があった人に対して使われるのに対し、「lame duck」は現在進行形で影響力を失っている状況を表します。まさに、”washed up”(使い物にならない)直前の状態と言えるでしょう。
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