スラングの由来、語源、成り立ち
諸説あります。一つの説では、”curb”はアメリカ英語で歩道の縁石を指し、”kick someone to the curb”は、誰かを歩道に追い出すように捨てるという意味であるとされています。他の説では、”curb”は、古くから街頭にいた人々が座るために使われた縁石のことで、”kick someone to the curb”は、誰かを社会から排除するという意味であるとされています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
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1. フレンズ (TVドラマ)
– ジョーイが女性と別れた際に、フレンズの仲間たちが「彼女を追い出すべきだった」と言い、ジョーイが「俺が誰を蹴り出すか決めるんだ」と返すシーンで使用されています。
2. グレイズ・アナトミー (TVドラマ)
– シーズン1のエピソードで、主人公のメレディスが、彼女の父親である有名な外科医に「あなたが私を捨てた」と言われ、メレディスが「私があなたを蹴り出したのよ」と返すシーンで使用されています。
3. プリティ・リトル・ライアーズ (TVドラマ)
– シーズン1のエピソードで、主人公たちの友人であるアリが、彼女の元彼氏であるイアンから「お前を捨てた」と言われ、アリが「私が彼を蹴り出したのよ」と返すシーンで使用されています。
4. ジェーン・ザ・ヴァージン (TVドラマ)
– シーズン1のエピソードで、主人公のジェーンが、彼女の恋人であるマイケルから「俺を捨てたのか?」と聞かれ、ジェーンが「私が彼を蹴り出したのよ」と返すシーンで使用されています。
5. ゴースト 〜天国からのささやき〜 (映画)
– 主人公のサムが、彼の元恋人であるモリーに「俺を捨てたのか?」と聞かれ、サムが「私が彼を蹴り出したのよ」と返すシーンで使用されています。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
“Kick someone to the curb” は、単に誰かを解雇したり、関係を終わらせたりする以上の意味を持ちます。そこには、突き放すような、容赦のないニュアンスが含まれているのです。例えば、”dump someone”(誰かを振る)よりも、より冷たく、相手にチャンスを与えないイメージでしょうか。恋愛関係だけでなく、仕事や友情など、様々な状況で使われますが、共通しているのは、関係を断ち切る側の強い意志と、相手への失望感です。
まるで、邪魔者を文字通り道の端に蹴り出すかのような、そんなイメージが根底にあるのでしょう。
この表現の面白いところは、”curb”という単語が持つ、ある種の「公共性」です。個人的な空間ではなく、誰もが通る道端に追いやることで、その人を社会から排除するような印象を与えます。さらに辛辣な表現としては、”ghost someone”(誰かを完全に無視する)なんていうのもありますが、 “kick someone to the curb” は、無視するだけでなく、明確な拒絶の意思表示を含んでいる点が異なります。また、もっと軽いニュアンスで「捨てる」という意味なら、”ditch someone” も使えますが、こちらは深刻な状況にはそぐわないでしょう。
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