スラングの由来、語源、成り立ち
諸説あります。一説には、元々はアフリカ系アメリカ人のコミュニティで使われていた言葉で、肌のトーンが明るくなったり、スタイルが洗練されたりして、見た目が美しくなった人を表す言葉として使われていたとされています。また、別の説では、YouTubeなどのオンラインコンテンツで、メイクアップやファッションなどを通じて見た目を変えて美しくなった人を表す言葉として広まったとされています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
1. 「Glow Up」(Netflixドキュメンタリーシリーズ)- メイクアップアーティストコンテストで、参加者が美しく成長し、洗練されたメイクアップスキルを磨く様子が描かれています。
2. 「To All the Boys: Always and Forever」(Netflix映画)- 主人公のララが大学進学前に、自分自身を見直し、より自信を持ち、より魅力的に成長する様子が描かれています。
3. 「The Devil Wears Prada」(映画)- 主人公のアンディが、ファッション業界で働く中で、洗練されたファッションセンスを身につけ、美しく成長する様子が描かれています。
4. 「Queer Eye」(Netflixリアリティショー)- 参加者が、ファッション、ヘアスタイル、メイクアップ、料理、インテリアデザインなど、さまざまな分野でのアップグレードを受け、美しく成長する様子が描かれています。
5. 「Crazy Rich Asians」(映画)- 主人公のレイチェルが、超富裕層のシンガポール社交界で、自信を持ち、自分らしさを発揮し、美しく成長する様子が描かれています。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「glow up」という言葉には、単なる外見の変化以上の意味が込められています。もちろん、メイクやファッションで文字通り「輝きを増す」ことも指しますが、内面的な成長、自信、そして自己肯定感の向上といった、より深い変容を伴うことが多いのです。例えば、誰かが「She went from a total *loser* to a complete *baddie* after college」と言った場合、それは単に見た目が変わっただけでなく、その人の内面が大きく成長したことを示唆しているでしょう。これはただの “makeover” ではありません。
興味深いのは、「glow up」がしばしば過去の自分との比較において使われる点です。「He used to be such a *simp*, but now he’s totally glowing up」というように、以前のネガティブな状態からポジティブな状態への変化を強調します。類語としては “transformation” などがありますが、「glow up」はよりカジュアルで、若者文化に根ざしたスラングです。また、内面的な変化を伴う「成長」に焦点を当てる点で、単なる「容姿の変化」を表す言葉とは一線を画します。
ネイティブスピーカーは、この言葉を使うことで、相手の変化を認め、賞賛し、励まそうとする意図を示すのです。
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