スラングの由来、語源、成り立ち
「excuse my French」は、フランス語が英語圏で悪口や下品な言葉として使われるようになったことに由来します。18世紀には、英語話者がフランス語を話すことが流行し、その中には下品な言葉も含まれていました。そのため、フランス語を話すときには「失礼な言葉を使ったけど許して」という意味で「excuse my French」という表現が使われるようになったとされています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
1. Friends (TV show) – ロスが失恋した時に、ジョーイが「Excuse my French, but you’re an idiot」と言う。
2. The Wolf of Wall Street (movie) – ジョーダンが会社の従業員に向かって、「Excuse my French, but get the f*** out of here」と言う。
3. The Crown (TV show) – クイーン・エリザベスがプライム・ミニスターに対して、「Excuse my French, but you’re talking out of your arse」と言う。
4. Breaking Bad (TV show) – ジェシーがウォルターに対して、「Excuse my French, but what the hell are you talking about?」と言う。
5. The Devil Wears Prada (movie) – アンディがミランダに対して、「Excuse my French, but what in the world makes you think anyone would care about your opinion?」と言う。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「excuse my French」は、単に汚い言葉を使ったことへの謝罪ではありません。その背後には、ちょっとした皮肉と、相手への配慮が入り混じった複雑な感情が隠されています。たとえば、うっかり “bullshit” と口走ってしまった後、すぐにこのフレーズを付け加えることで、場を和ませ、自分の発言をソフトにしようとする意図があります。しかし、同時に、「言わずにいられなかったんだ」というニュアンスも含まれているのです。つまり、言葉を選ばずに表現してしまったことに対する、半分本気、半分冗談の言い訳なのです。
似たような表現に “pardon my language” がありますが、こちらはもう少しフォーマルな印象を与えます。「excuse my French」は、もっとカジュアルで、親しい間柄で使われることが多いでしょう。また、相手を少し挑発するようなニュアンスも持ち合わせています。例えば、本当に怒っている時に、あえてこのフレーズを使ってから辛辣な言葉を続けることで、相手に「マジギレ寸前だぞ」と暗に伝えることもできます。これは、まるで “shitshow” を見せつけられたような状況で、それでも大人として振る舞おうとする、最後の抵抗なのかもしれません。また、”noogie”(いたずら)のような軽いものから、深刻な “beef”(不和)まで、人間関係のあらゆる場面で使用できる汎用性の高さも魅力です。
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