スラングの由来、語源、成り立ち
「vouch for」は、誰かの信用や実力を保証することを意味する英語のフレーズです。この表現の由来や語源については諸説あります。一説には、中世の商人たちが商品の品質を保証するために、他の商人がその商品を「保証する(vouch for)」ことで信頼性を高めていたという説があります。また、別の説では、法廷で証人が証言する際に、自分の証言が真実であることを「保証する(vouch for)」ことから、この表現が生まれたとされています。しかし、正確な語源は不明です。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
↓↓↓
1. ブレイキング・バッド(ドラマ)- シーズン1、エピソード6
主人公のウォルター・ホワイトが、弁護士のソール・グッドマンに対して「私が言ったことを証明してくれる」と言い、自分が犯罪者であることを隠すためにソールに口裏を合わせてもらおうとしているシーンで使われています。
2. ザ・ダークナイト(映画)- 2008年公開
ジョーカーが、自分が正しいことを証明するために、ゴッサム市民たちに自分の正体を明かすように要求するシーンで使われています。
3. ゲーム・オブ・スローンズ(ドラマ)- シーズン4、エピソード7
トリオン・ラニスターが、自分が無実であることを証明するために、神々の裁判で戦いを挑むシーンで使われています。
4. シャッターアイランド(映画)- 2010年公開
主人公のテディ・ダニエルズが、自分が正常であることを証明するために、精神病院のスタッフたちに自分が捜査官であることを告げるシーンで使われています。
5. ハウス・オブ・カード(ドラマ)- シーズン1、エピソード2
フランク・アンダーウッドが、自分が信用できる政治家であることを証明するために、ジャーナリストのゾーイ・バーンズに自分の過去を明かすシーンで使われています。
もっといいの出てるやん…編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
「vouch for」は、単に「保証する」以上の意味合いを持つ、重みのあるフレーズです。日常生活で誰かを推薦したり、何かの品質を保証したりする際、私たちは様々な表現を使い分けます。例えば、「swear on my life」のように、自分の人生をかけて誓うような強烈な表現もあれば、「I can tell you」のように、自信を持って伝えるニュアンスもあります。しかし、「vouch for」は、それらとは一線を画します。それは、単なる個人的な意見や感想ではなく、より客観的で信頼できる情報に基づいた保証であることを示唆するからです。ビジネスシーンで、同僚の能力を上司に推薦する際、「He’s a real go-getter, I can vouch for that.」と言えば、単なるお世辞ではなく、具体的な実績に基づいた評価であることが伝わります。
また、法廷で証人が証言する場面を想像してください。「I saw it with my own eyes, I can vouch for what happened.」という言葉は、単なる目撃情報以上の、真実を追求する強い意志を感じさせます。このように、「vouch for」は、自身の信用をかけて、真実を保証するという、非常に責任感のある表現なのです。カジュアルな場面では、ちょっと気取った言い方かもしれませんが、「no cap」(マジ)で信頼できる情報であることを伝えたい時に、あえて使うことで、相手に強い印象を与えることも可能です。ただし、安易に「vouch for」を連発すると、「salty」(不機嫌)に思われる可能性もあるので、TPOをわきまえることが大切です。
コメント