スラングの由来、語源、成り立ち
先進国の問題や一般的な問題ではない、非常に小さな問題を表す「first world problems」というスラングの由来や語源については、諸説あります。一説には、1980年代に登場した「third world problems」というスラングが先進国以外の国々の問題を表すものであったため、それに対抗して「first world problems」が生まれたとされています。また、別の説では、豊かな先進国に住む人々が、非常に小さな問題にもこだわってしまう傾向があることから、そのような問題を表すスラングとして「first world problems」が広まったとされています。
使用例
このスラングは次のような使い方ができます。
実際の映画やドラマのシーン
この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
1. 映画『The Devil Wears Prada』
主人公がファッション雑誌のアシスタントとして働く中で、上司から「スターバックスで注文を取ってきて」と言われるシーンで、主人公が「これって、本当に問題なの?」とつぶやく場面があります。これは、先進国であるアメリカではスターバックスが至るところにあるため、注文を取りに行くことが非常に簡単であるため、一般的な問題ではないということを表しています。
2. ドラマ『Friends』
主人公たちが、エアコンの調子が悪いと嘆くシーンがあります。これは、先進国であるアメリカではエアコンが一般的に普及しており、夏場には欠かせないものであるため、エアコンの調子が悪いというのは非常に小さな問題であることを表しています。
3. 映画『Crazy Rich Asians』
主人公が、自分が乗る予定だったプライベートジェットがメンテナンスのために使えなくなってしまったと嘆くシーンがあります。これは、先進国であるシンガポールでは、裕福な人々がプライベートジェットを所有していることが一般的であるため、プライベートジェットが使えなくなるというのは非常に小さな問題であることを表しています。
編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか
“First world problems”は、単なる贅沢な悩みではありません。その裏には、皮肉と自嘲、そしてほんの少しの罪悪感が込められています。例えば、コーヒーショップでWi-Fiが遅いとイライラする。これなんかは典型的な”first world problem”ですよね。本当に困っている人から見れば、それは”boujee”(贅沢で気取った)な悩み以外の何物でもありません。でも、私たちはつい、そういう小さな不満を口にしてしまう。
この言葉が持つ力は、その”relatability”(共感性)にあります。”Broke”(貧乏)ではないけれど、日々ささやかな不満を抱えている。そんな私たちの心に、この言葉は響くのです。例えば、「最新型のiPhoneの色で悩む」とか、「高級ホテルの枕が合わない」とか。これらは明らかに深刻な問題ではありません。しかし、”First world problems”という言葉を使うことで、私たちは自分の悩みがおかしいことを自覚し、同時に、仲間内での共感を求めることができるのです。ある種の”humblebrag”(謙遜自慢)とも言えるかもしれませんね。でも、結局のところ、私たちは皆、ちょっとしたことで”salty”(不機嫌)になってしまう生き物なのです。
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Pen pal – 文通相手
on the tip of my tongue:「言葉が出そうになっている」という意味です。
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