vamping – 時間を無駄に過ごす、ダラダラする

スラングの由来、語源、成り立ち

諸説ありますが、一説によると、vampingは音楽用語で、ジャズやブルースの演奏中に、演奏者がソロを弾く前や曲の終わりに、リズムを維持するために短いフレーズを繰り返し演奏することを指します。このフレーズは「vamp」と呼ばれ、時間を稼ぐために使われることがありました。その後、この「vamp」が時間を無駄に過ごすことを表すスラングとして使われるようになったとされています。

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使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. I spent the whole weekend vamping around the house instead of getting my work done. (私は仕事をする代わりに、家でダラダラと過ごした週末を過ごした。)
2. Stop vamping and start studying for your exams! (ダラダラするのを止めて、試験の勉強を始めよう!)
3. She’s always vamping on her phone instead of paying attention in class. (彼女はいつも授業に注意を払う代わりに、携帯電話でダラダラしている。)
4. I can’t believe I spent two hours vamping on social media instead of doing something productive. (生産的なことをする代わりに、2時間もソーシャルメディアでダラダラしていたことに驚いています。)
5. We’re vamping around waiting for the bus to arrive. (バスが到着するのを待って、ダラダラしています。)

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実際の映画やドラマのシーン

この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
↓↓↓

1. ドラマ「Gossip Girl」- 主人公たちが高級なレストランで時間を無駄に過ごし、おしゃべりをしているシーンで「vamping」が使われています。
2. 映画「The Hangover」- 主人公たちがラスベガスのホテルでダラダラと過ごしているシーンで、「vamping」が使われています。
3. ドラマ「Friends」- 主人公たちがカフェで時間を過ごし、おしゃべりをしているシーンで「vamping」が使われています。
4. 映画「Clueless」- 主人公たちが高校の教室で時間を無駄に過ごし、おしゃべりをしているシーンで「vamping」が使われています。
5. ドラマ「Sex and the City」- 主人公たちがブティックで時間を過ごし、ファッションについて話し合っているシーンで「vamping」が使われています。

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編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

「vamping」という言葉、単に「ダラダラする」と訳すだけでは、そのニュアンスを捉えきれません。音楽の「vamp」から派生したように、本来は「時間を稼ぐ」「間を持たせる」といった意味合いが強く、そこから転じて、目的もなく、あるいは何かを避けるように時間を浪費するさまを指すようになりました。ただゴロゴロしているのとは異なり、心の中に「何かやらなければいけないことがあるのに…」という罪悪感や焦燥感が潜んでいるのが特徴です。例えば、締め切りが迫っているのにSNSをチェックしてしまう、まさに “doomscrolling” ですね。これは典型的なvampingと言えるでしょう。

類語としては、”goofing off” や “chilling” がありますが、これらはもっと気楽で罪のないニュアンスを含んでいます。 “goofing off” は文字通り「ふざけて時間を過ごす」ことで、深刻さは皆無。”chilling” はリラックスして過ごす、休息を取るといった意味合いが強く、vampingのような後ろめたさはありません。vampingは、まるで「時間泥棒」に囚われたように、無為に時を過ごしてしまう状態を指すのです。そして、その根底には、「やるべきこと」から目を背け、現実逃避を図る “procrastinating” (先延ばし) の心理が働いている場合が多いのです。だからこそ、vampingには、他の類語にはない、独特の倦怠感と自己嫌悪が漂っているのでしょう。

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