payola – 賄賂、わいろ

スラングの由来、語源、成り立ち

payolaという言葉は、1950年代にアメリカの音楽産業において、レコード会社やラジオ局のスタッフに賄賂を渡して、自社の楽曲をプレイリストに入れてもらう行為が横行していたことから生まれたスラングです。語源は、”pay”(支払う)と”ola”(スペイン語で小さなものを表す接尾辞)からきているとされています。ただし、諸説あります。

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使用例

このスラングは次のような使い方ができます。

1. The radio station was caught accepting payola from record labels in exchange for airplay.
(そのラジオ局は、曲をオンエアする代わりにレコードレーベルからの賄賂を受け取っていることが発覚した。)

2. The music industry has a long history of payola, with record executives paying DJs to play their artists’ songs.
(音楽業界は、レコード会社の幹部がDJにアーティストの曲をかけるために賄賂を払うという長い歴史がある。)

3. The scandal involving payola in the 1950s led to stricter regulations on the music industry.
(1950年代の賄賂スキャンダルは、音楽業界により厳しい規制が設けられることにつながった。)

4. Some independent artists have accused major labels of using payola to promote their own artists at the expense of others.
(一部の独立系アーティストは、他のアーティストの犠牲になって自社のアーティストを宣伝するために賄賂を使っているとして、大手レーベルを非難している。)

5. The practice of payola is illegal, and those caught participating in it can face heavy fines and even jail time.
(賄賂を行うことは違法であり、そのような行為に関与した者は、重い罰金や刑務所刑に直面する可能性がある。)

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実際の映画やドラマのシーン

この英語のスラングが実際に使われた映画やドラマ、小説、漫画はあるのでしょうか?
↓↓↓

1. ドラマ「ビッグリトル・ライズ」
シーン:音楽プロデューサーがバンドに対して「payola」を要求する場面。
内容:音楽プロデューサーがバンドに対して、彼らの曲をラジオ局にかけるために「payola」を要求します。バンドはこの要求に応じ、賄賂を渡すことになります。

2. 映画「レイク・プラシッド」
シーン:保安官が漁師に対して「payola」を要求する場面。
内容:保安官が漁師に対して、彼の漁業を守るために「payola」を要求します。漁師はこの要求に応じ、賄賂を渡すことになります。

3. ドラマ「ブレイキング・バッド」
シーン:警察官がドラッグディーラーに対して「payola」を要求する場面。
内容:警察官がドラッグディーラーに対して、彼のドラッグビジネスを守るために「payola」を要求します。ドラッグディーラーはこの要求に応じ、賄賂を渡すことになります。

4. 映画「ザ・ウルフ・オブ・ウォールストリート」
シーン:証券会社の役員が投資家に対して「payola」を要求する場面。
内容:証券会社の役員が投資家に対して、彼らの投資を保護するために「payola」を要求します。投資家はこの要求に応じ、賄賂を渡すことになります。

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編集部コラム:ネイティブの視点 —— なぜこの言葉が使われるのか

Payolaという言葉を聞くと、1950年代の音楽業界の裏側、つまりレコード会社がラジオ局にこっそりお金を渡し、特定の曲をゴリ押しさせていた時代が思い出されますね。この「pay-to-play」の構図は、音楽に限らず、他の業界でも「quid pro quo」(見返りを求める行為)として形を変えながら今もなお存在します。

興味深いのは、payolaが単なる賄賂を指すだけでなく、その「透明性の欠如」や「公正な競争の阻害」といったニュアンスを含んでいる点です。例えば、政治の世界で特定の企業がロビイストを通じて有利な政策を誘導する行為も、広い意味ではpayolaと捉えることができるでしょう。「Kickback」(リベート)という言葉も似た意味を持ちますが、こちらはより直接的な金銭の授受を指すことが多いです。現代ではインフルエンサーマーケティングにおけるステルスマーケティングも、payolaの一種と見なせるかもしれません。正直、「sketchy」(怪しい)ですよね?
この言葉が持つ歴史的な背景と、現代社会における様々な「裏取引」を連想させる力ゆえに、payolaは今もなお、私たちの倫理観を問いかける言葉として生き続けているのです。

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